よつばと！の帯がエモい。捨てられない唯一の帯。【本の帯、残す？捨てる？】

こんにちは。

漫画を集め始めて約10年。

今ではおよそ3000冊の漫画と生活しているぐっちです。

漫画を集めている方にお尋ねしたいのですが、本についている帯やチラシってどうしていますか？

私は捨てる派です。

昔は「帯付きの方が売れるらしい」という話を信じて全部残していたのですが、

小説など300冊を古本屋に持って行っても970円でしか引き取ってもらえなかった経験と

そもそも漫画は売らないというスタンスなので残すのをやめてしまいました。

それに

出版社や書店のフェア、

「アニメ化決定」などの帯がつくと

統一感がなくなって締まらなくなってしまいますね。

本棚整理好きとしては見逃せません。

そんな中、今でも帯を残してるのは「よつばと！」のみ。

色合いもコピーも世界観とマッチし過ぎているためこれだけは捨てられない。

帯込みで「よつばと！」

ということで

本日は「よつばと！」の帯（1〜14巻）を見返して

エモさを感じて行きたいと思います。

その巻の内容には触れません。

あくまで帯を見て溢れた言葉を紡いでいきます。

#よつばと 1巻の帯。

「いつでも今日が、

　一番楽しい日。」

子供の頃って 毎日楽しかったよね。

過去にも未来にも縛られず 「今」を最大限に生きれたあの頃。

金にも世間体にも縛られず やりたいことをやれたあの頃。

その時と比べると だいぶ大人になってしまったな。

 

#よつばと 2巻の帯。

「ただ、

　ここにいるだけの

　しあわせ。」

なにかをやりとげたり、

爪痕を残したりする必要なんかないんやな。

生まれて、生きているだけで尊い。

そこに気づくだけで生きるのが楽になるな。

#よつばと 3巻の帯。

「どこかで見た、

　どこにもない場所へ。」

昔読んだ小説のイメージなのか。

昔観た映画の世界なのか。

子供の頃の記憶に残る場所なのか。

それとも自分が目指す理想郷なのか。

ただ、この漫画がその場所のひとつであることは間違いないんやなー。

 

#よつばと の帯4巻。

「いつかおとなになるこども。

　と、

　かつてこどもだったおとな。

　かわらないまいにち。」

これが一番好き。

よつばとって子供がかわいいだけの話じゃないんや。

子供も大人も毎日楽しんでるのがええんや。

 

#よつばと の帯5巻。

「おわらない夏のおわり。」

よつばとに出会った中学生の私。

当時、こんなコピーが書かれていたので最終巻だと思っていた。

未だに終わらずによつばとの時間を紡ぎ続けてるのが凄く嬉しい。

夏が終わっても、人生も物語も終わらないんやで。

 

#よつばと 6巻の帯。

「今日も

　世界はひろがっていく。」

これもいいな。

新しいことをやるって凄く躊躇してしまう。

でも子供の頃ってそうじゃなかったよな。

何も知らない状態から 新しいことをやってきて今がある。

世界が広がるのを止めてるのは結局自分。

何か始めるのに遅いってことはない。

 

#よつばと 7巻の帯。

「こどもが走れば、

　おとなも走る。」

子供の頃って常に全力やったよね。

歩かずに、移動は全て走っていた記憶。

全力で遊ぶ子供を見て、 かわいらしいなと思うだけではもったいない。

大人である私たちも一緒になって遊び回りたい。

大人も楽しいんだぞと言いたい。

 

#よつばと 8巻の帯。

「平日、休日、祭日、毎日。」

仕事とか学校とか 休みとか色々あるけど

何があっても

どんなときでも

毎日が充実している。

いやいや過ごすと嫌な日になるけど

楽しく過ごすといい日になる。

今日が楽しいかどうかは自分の受け取り方次第。

毎日楽しもうぜ。

 

#よつばと 9巻の帯。

「変わっていく季節、

　変わらない毎日。」

時間が経つと

季節も環境も変わるし

人は成長だってする。

でも毎日の価値は変わらない。

常に今日が一番楽しい日。

 

#よつばと 10巻の帯。

「毎日という宝箱を、

　今日もあける。」

毎日、つまらなく過ごしている自分にとっては耳が痛い。

「変わらない毎日」って

ルーチンワークをするって意味じゃなくて、

今日を大切に生きるってことなんだよね。

毎日、惰性で過ごすのは宝の持ち腐れ。

宝箱はあけてなんぼ。

 

#よつばと 11巻の帯。

「世界は

　見つけられるのを

　待っている。」

足るを知ることはいいことだけど

毎日同じことしててもつまらない。

何かに興味を持って、新しく始めることは実は簡単にできる。

自分で調べて、一歩踏み出すだけ。

それだけで新しい世界を見つけられるんやで。

 

#よつばと 12巻の帯。

「目の前には

　実物大の世界地図。」

これにはやられた。超エモい。

自分が生活している小さな世界も世界地図の一部。

その場で一生懸命生きるのも素晴らしいし、

世界を広げる選択をするのも尊いことだ。

「人生」よりも面白くて、

リアルなコンテンツは存在しない。

楽しもう。

 

#よつばと 13巻の帯。

「そして今日も、

　日々は続く。」

1日うまくいかなくたって大丈夫。

後悔したり、ふさぎこむよりも

試行錯誤して次はうまくいくように考えてみよう。

昨日よりも今日。

今日も明日。

切り替えて、行動し、毎日を楽しんで行こう。

 

#よつばと 14巻の帯。

「世界VS子供」

シンプル。

でもこれがよつばとのテーマですな。

まっさらな状態から

友達をつくり

いっぱい遊び

どんどん世界を広げていく。

子供も世界も真っ白なキャンパス。

自由に世界と戦い、

楽しみながら成長する姿は

とてもほほえましいよね。

最後に

以上で既巻の帯紹介はおしまいです。

「よつばと！」のキャラクター、世界観とマッチし、

懐かしい記憶や

前向きなメッセージを受け取ることができる良コピーの数々でしたね。

これだから「よつばと！」の帯だけは捨てられない。