2019年2月読書感想文 コンビニ人間
2019年2月読書感想文放出です。
内容は以下になります。
・メモの魔力
・サピエンス全史(上)
2019年2/24
村田沙耶香さん
感想
世間とは感覚が違う超合理的サイコパスの女性がコンビニでバイトする話。
過去に男子の喧嘩を止めるためにスコップで頭をなぐりつけたりするエピソードが彼女の異常性を物語るけど、感情や世間体や様々なしがらみを抜きにすると絶対的に間違った行動ではないのが面白いです。
恋愛もせず、就職もせず、ただ熱心にコンビニのバイトを18年。
誰よりも声をだし、お客さまのために働き、コンビニを愛した結果、世間からは異常というレッテルを貼られてしまうのは世知辛いですね。
結局、普遍的な幸せってのは存在してなくて個人がどう感じているかが大切なんだと思います。
周りから見てどうとかではなく、今、自分で自分のことが幸せだと認識してるなら誰になんと言われても幸せなのではないでしょうか。
自分の「常識」で幸せに生きるのはいいけど、その「常識」で人を殴ったり、型にはめたりするのはナンセンスなのかもしれません。
自分の常識で人をはからずに、色々な価値観を認めることが大切ですね。