2019年3月読書感想文 こころ
2019年3月読書感想文放出です。
内容は下記の通りです。
・サピエンス全史(下)
・レバレッジ貯金のススメ
・こころ
2019/3/31
「こころ」
学んだこと
①人は基本的には善良だが、有事の際に本性が出てしまう。
②自分の利益のために、人を裏切ることは絶対にしてはいけない。
③精神的に向上心のない者は馬鹿だ。
感想
嘘をついたり、人を裏切ったりすると、目先の利益は得られるかもしれないが、一生消えない罪を心の中につくることになる。
正直に生きて、後ろめたいことが何もない、そんな状況で生活するよりも幸福なことはないかもしれません。
「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」
というセリフもあり、学校を卒業したからといって勉強をやめるのは、怠惰であり、もったいないことです。
インターネットや本、セミナーなど探せばいくらでも勉強する方法はあるので、短い時間でも自分自身を向上させるために行動することが大切だと思いました。
以上。
2019年3月読書感想文 レバレッジ貯金のススメ
2019年3月読書感想文放出です。
内容は下記の通りです。
・サピエンス全史(下)
・レバレッジ貯金のススメ
・こころ
2019/3/22
「レバレッジ貯金のススメ」
渡邉一樹さん、加藤皓太さん
学んだこと
①サラリーマンが資産形成するならワンルームマンション投資がよい。
②貯蓄は資産が増えず、インフレにも弱い。
③株や投資信託、FXをやるならめっちゃ勉強が必要。楽して儲かる話はない。
④資産のベースを作るなら
積立保険、金、外貨積立、不動産投資(レバレッジ貯金)の4つ。
感想
一時間くらいで読めます。
老後に年金と別に35万円くらいの収入を得るために、サラリーマンが投資するなら東京のワンルームマンションがいいよ、というお話。
ローリスクでほったらかしでいい、信用と時間経過で積み上げていく投資、ということでかなり魅力的に見えます。
が、
具体的なリスクや、不動産会社の選び方、うまくいかなかったときにどうリカバリーするかなどに触れていないのは気になります。
投資をはじめるひとつの指針にはなりますが、これだけを信用するのは危ない印象です。
2019年3月読書感想文 茜雲 日航機御巣鷹山墜落事故遺族の30年
2019年3月読書感想文放出です。
内容は下記の通りです。
・サピエンス全史(下)
・レバレッジ貯金のススメ
・こころ
2019/3/9
飛行機墜落事故の手記です。
突然人生が終わってしまったり、変化を余儀なくされた人達の思いが綴られています。
事故の原因は整備不良と言われており、誰かがルールを破ったり、手を抜いてしまうだけで安全は守られなくなってしまいます。
過去から教訓や人の心を学び、同じ事故を起こさない。
自分に意識付けができたら、自分の周りの人達に伝えていく。
そうやって、悲しい過去を風化させずに語り継ぎ、バトンを繋げることが私たちにできる唯一の弔いですね。
2019年2月読書感想文 コンビニ人間
2019年2月読書感想文放出です。
内容は以下になります。
・メモの魔力
・サピエンス全史(上)
2019年2/24
村田沙耶香さん
感想
世間とは感覚が違う超合理的サイコパスの女性がコンビニでバイトする話。
過去に男子の喧嘩を止めるためにスコップで頭をなぐりつけたりするエピソードが彼女の異常性を物語るけど、感情や世間体や様々なしがらみを抜きにすると絶対的に間違った行動ではないのが面白いです。
恋愛もせず、就職もせず、ただ熱心にコンビニのバイトを18年。
誰よりも声をだし、お客さまのために働き、コンビニを愛した結果、世間からは異常というレッテルを貼られてしまうのは世知辛いですね。
結局、普遍的な幸せってのは存在してなくて個人がどう感じているかが大切なんだと思います。
周りから見てどうとかではなく、今、自分で自分のことが幸せだと認識してるなら誰になんと言われても幸せなのではないでしょうか。
自分の「常識」で幸せに生きるのはいいけど、その「常識」で人を殴ったり、型にはめたりするのはナンセンスなのかもしれません。
自分の常識で人をはからずに、色々な価値観を認めることが大切ですね。
2019年2月読書感想文 サピエンス全史(上)
2019年2月読書感想文放出です。
内容は以下になります。
・メモの魔力
・サピエンス全史(上)
2019年2/10
サピエンス全史(上)
ユヴァル・ノア・ハラリ
感想
途中です。
ホモ・サピエンスがいかにして食物連鎖の頂点に君臨するようになったかを認知革命、農業革命、科学革命の3つの革命を通して考察している本です。
ホモ・サピエンスが他の人類と違って生き残ることができたのは集団に「存在しないもの」を信じ込ませたことであるなど面白いことが書かれています。
読書感想文
2019年2月17日
サピエンス全史(上)
ユヴァル・ノア・ハラリ
2/3まで読み終わりました。
前半は生物学的にホモ・サピエンスがいかにして食物連鎖の頂点に登り詰めたか。
後半は歴史を紐解いてどのように人類が発展してきたかが説明されてます。
学んだこと
①人間が地球の支配者になれた一番の理由が「虚構を信じられるようになったこと」。
数千、数万の人をまとめるのに必要なことは宗教、経済、思想などを大勢で信じて共有すること。
それらに共通することは「ない」のに「ある」ことだ。
②人は農耕生活よりも狩猟採集生活をしていた頃の方が幸福度が高かったと言われている。
なぜなら、狩猟採集の方が農耕よりも労働時間が短く、一人一人が生きるために必要な知識を高いレベルで持ち、さらに多種多様な食材を腹一杯食べることができたから。
③農耕により人は「穀物の奴隷」になった。
豊かになるために始めたのに結果は
・小麦の世話という激務
・土地の奪い合い
・追い付かない食料の供給
増える子供を食わすために大人は更に畑を増やさざるを得なかった。
飢餓と激務に苦しむ一方、人口だけは爆増したことが皮肉。
④種としての成功と個としての成功は違う。
牛や豚は地球上に10億頭以上存在し、種としては大成功をおさめた。
しかし、産まれてすぐ親から隔離され、3ヶ月後には殺される。
数字だけ見れば繁栄したが一頭あたりで見ればこれほど不幸な動物はいない。
もちろん、人間も同じ。
⑤人類が発展した要因は
・差別による秩序の維持
・書記によるデータの管理
のふたつ。
⑥できることは全て自然で、できるけどやってはいけないことは全て人が決めたルールでしかない。
神話や法律、常識を用いてルールを作り上げた人類。
個人の幸せは度外視し、人類の発展にだけ照準を合わせると、ルールを作ったことが一番の成功要因であった。
感想
内容が面白く読みやすいです。
特に、安定を求めて農耕を始めたのに、人口増加と仕事の増加で幸福度が下がってしまったという考察が面白いです。
自然を飼いならして、安定的に食料を作っていたと思われがちですが、実際は小麦の奴隷になってしまっていたというのが皮肉です。
いまだに安定を求めて毎日労働に励む人類は個人で見れば古代から全く進化していないのかもしれませんね。
2019年2月読書感想文 メモの魔力
2019年2月読書感想文放出です。
内容は以下になります。
・メモの魔力
・サピエンス全史(上)
2月3日
メモの魔力
前田祐二さん
学んだこと
①メモは備忘録ではなく、アイディアを形にするもの
②メモは具体的な事象を、抽象化し、自分ならどうするかを考えるツール
③メモは外付けハード。覚えなくていいことを記して、脳はクリエイティブなことに使う。
④書くことで自己理解が深まる。書くことが自己対話になる。
感想
メモは備忘録としてしか使ったことがなかったのですが、そこから派生させるのがメモの真髄だったんだと思いました。
目にしたものや聞いたことをそのままにせず、他のことに使えないか、自分の仕事に応用できないかを考えて実行するまでがメモ。
自分の感じたことや、思ったことを文字にして書くだけでも自己理解に繋がるのでやっていきたいですね。
付録として自己分析1000問がついているので、この機会にやってみます。
以上。