ビジネスは30秒で話せ!「Make Your Point!」 感想
久しぶりに試験勉強したけど学生時代より勉強の効率が上がってる件。
こんばんは、受験生です。
中学高校の時は試験前に一夜漬けが基本でしたが、この歳になると徹夜は無理ですね。
徹夜するよりも日中に勉強して夜は日付が変わる前に休む。
睡眠、体調管理を徹底することで記憶の定着を図るとともに、ケアレスミスも防げていいことづくめです。
量より質を追求できるようになることが大人になるってことかもしれませんね。
さて本題ですが、今回読んだのはビジネスは30秒で話せ!「Make Your Point!」です。
短く、魅力的なプレゼンをするための技術が詰まっているトレーニング本です。
プレゼン以外にも普段の会話や文章にも応用ができるので、話が長かったり文章がくどくなってしまう方にオススメです。
「え、こんな簡単な感じでいいの?」と感じる部分はありますが、自分で作ったダラダラした発表文と本書掲載のシンプルな文章のどちらに魅力を感じるか試してみるだけでも面白いですよ。
以下プレゼンテーションの内容のアウトプットになります。
話を簡潔にする
自分の言いたいことをしっかり理解し、できる限り簡潔に話す。
話に聞き手のメリットを入れる
相手の目線に立って、相手のメリットを提案する。
話のゴールを明確にする
自分の目的が単に相手に情報を与えるだけなのか、相手に何かするように説得することなのか。
自分が言おうとすることを正しく知った上で、可能な場合は相手を説得する話し合いとして話を構成する。
論理化のルールは「始め・中・終わり」の順に話すこと
これから何を話すのかを述べて、それについて話し、話し終わった内容をまとめる。
本書掲載のダイヤモンド・モデルと呼ばれる構築モデルが感覚的に分かりやすい。
メイントピック
メイントピックではなぜ聞き手の貴重な時間を使っているのか、その理由を明確に述べる。
また、相手にとってのメリットを含めるほうが良い。
サブトピックス
サブトピックスは3つ。
多いと覚えられないし、少ないと物足りない。
世の中には3つにまとめたものが多く、多くの人が3つの項目に別れていると分かりやすく感じる。
話の根拠として、サブトピックスの内容を具体的に述べる。
実例、統計、たとえ話、ストーリー、第三者の意見。
サブトピックスをまとめる。
3つのサブトピックスを話し終えたら、それぞれについて要点とその証拠を述べる。
こうすることで「この話し手は自分が何を言いたいかがしっかりと分かっている」と聞き手に思わせられる。
結論
最終的に言いたいことを述べる。
プレゼンテーションにおける一番大切な点。
一文で言い切る。
全ての内容を絞って、短い言葉で明確に述べる。
アクションプラン
結局相手に何をしてもらいたいのかを述べる。
プレゼンテーションの終わりに、聞き手に行動してもらう、または聞き手が何かメリットを得る。このどちらかがなければプレゼンテーションの意味がなかったと言える。
アクションプランを構成するときは聞き手の立場になって目を通し、話し手は聞き手に何をしてもらいたいのかを考えてみる。
最後に
以上が短く、魅力的なプレゼンテーションの構築モデルです。
本書では今回アウトプットした「準備」「内容」の他に「話し方」「質問者への対応」も掲載されています。
プレゼンの他に日常での会話や文章にも応用ができる汎用性の高い技術なので、話や文章がまとまらない、伝えたいことが伝わらない方は参考にしてください。