罰金
罰金が人を成長させる一番の近道かも知れない。
こんばんは、哲学者です。
実は私、読書感想文を毎週日曜日の23:59までに投稿しないと500円罰金されるコミュニティーに所属しています。
罰金とか意味わからんとか思うかも知れませんが、実はかなり有益なんじゃないかと思っています。
まず前提として、どんな本でも読んだ方が得だと思っています。
本というのは著者が人生を懸けて考えたり、経験したものを活字として世の中に広めているもの、即ち人生そのものだと思っているのです。
面白かったり、勉強になったりするものもあれば、合わなかったり、難しすぎたり、時間の無駄だと思うことももちろんあります。
当たりを引けば自分の人生をより豊かに、あるいは人生そのものを大きく変えてしまう可能性があり、外れを引いても自分とは違う考え方を学んだり、その本が嫌いだということが学べるわけです。
それを数百円から数千円で誰でも手にできる現代はかなり恵まれた時代じゃないですか?
ですが、最近ではwebサイトや動画サイトなど、お金をかけずに情報を得られる媒体が増えたこともあり、読書離れが進んでいるのかなと。
そもそも活字を読まない人も一定数存在しています。
もしかしたら学校を卒業してから一回も読書をしていないという方もいらっしゃるかも知れません。
これってもったいないと思うんですよね。
私自身も最近は一年で10冊程度しか活字を読まなくなりましたし、どうにかしたいとは思っておりました。
そんな時に出会ったのが「読書感想文、書かないと罰金」という制度です。
LINEグループ内のコミュニティーで毎週日曜日の23:59までに書かなければLINE payで500円支払います。
罰金が貯まるとグループ内で討論を行い、一番人気のあった本をそのお金で購入する。
という仕組みになっています。
はじめは罰金を払いたくない一心で本を読み、感想を書きますが、段々と本を読んで感想や情報を交換することが有意義なことだと気づきます。
人の感想を見て読みたければ個別に連絡して借りることもできますし、同じ本を複数の人が読んでいれば本の内容について更に討論などをして見識や理解を深めることも可能です。
中には罰金を払わないように行動することが快感に繋がる人もいらっしゃり、罰金によって不自由になることが精神的な自由に繋がるとも言えます。
いくつになっても新しい情報や考え方を学ぶことは最先端を生きる上では必要不可欠です。
情報は欲しいけど読書する気が起きない、読書する時間がない、活字を読みたくないという甘えた方、是非「読書感想文、書かないと罰金」のようなコミュニティーを作ってみて自分や仲間を追い込んでみてはいかがでしょうか?